SAS
No.000191
2013/09/20
01:28
am
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1960年代初頭、親父とKH。KHは以前勤務していた会社を退職する際、退職金代わりにもらったそうだ。
2枚目はハイドラとKH。
こKHは色々あって、なくなく売却。
それから15年。売ってしまったKHの代わりに
1983年、ショベルFLHを親父が購入。
親父の後ろに乗せてもらった。
大きな音と、大きな車体。心地よい振動がたまらなく気持ち良かった。
自分が初めて運転したのもこのFLHだった。練習できる広い場所で原チャリさえ動かしたことがなかったのだが
なんとかクラッチつなげて動かせたときは嬉しかった。
その後中免を取得し国産バイクに乗っていたのだが
限定解除(当時)すればFLHを譲ってやるというので
一念発起し、試験を受けること7回。なんとか限定解除した。
貰い受けてから20年。その間に色々あった。
外装変えたり、元に戻したり、片肺になったり、ピストン焼きついたり、ベルト切れたり、クランクピンが逝ったり・・・
その度に修理して今に至る。
手をかければかけた分、愛着が増し乗り換えようなんて思わなくなった。
ショベルが好きなのではなく、ここにあるこのショベルが好きなんだと。
自分自身の一部であるとすら思っている。
初めて自分がFLHの後ろに乗ったときと同じ年になった息子が、後ろに乗せろとせがんでくる。
時間があるときは後ろに乗せて走っている。
あの時の自分と同じような感想を抱いているのだろうか・・・
そんな我が家のHDクロニクル。
ストーリーの年代:1960-1979 (昭和35年〜昭和54年) 地域:大阪府 テーマ:思い出・歴史 モデル:ヴィンテージ 年式:1983 エンジン:Shovel Head

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